【ライフログ小説・序】はじめに

ライフログ自分史

『訪問診療医ケニーのライフログ小説』へようこそ。

医師になって、気がつけば20年が経ちました。


毎日、診療に追われながら過ごす中で、ふと、「自分はこのまま、ただ忙しさに流されるように生きていくのだろうか」と考えるようになりました。

そんな時に出会ったのが、立花隆さんの『自分史の書き方』でした。


まずは誰にも見せるつもりのない、自分だけの自分史を書いてみようと思い立ち、約1年かけて、幼少期から現在までの記憶を、感情の赴くままに書き綴りました。楽しかったこと、苦しかったこと、今まで忘れていたような出来事まで、日記を書くように少しずつ積み重ねていきました。

それだけでも、自分の人生を振り返る大切な時間になりました。


しかし書き進めるうちに、「なぜ自分は医師になったのか」「なぜ訪問診療という道を選んだのか」を、もう少し物語として残してみたいと思うようになりました。

こうして完成したのが、このライフログ小説です。

小説を書くのは、もちろん初めての経験でした。
それでも、約3か月間、とても楽しい“自分時間”を過ごしながら、何とか最後まで書き上げることができました。

素人が書いた拙い作品ではありますが、気軽に読んでいただければ嬉しく思います。

そして、このブログを読んでくださった方が、「自分史を書いてみようかな」と少しでも感じてくだされば幸いです。


自分の人生を振り返ることは、過去を整理するだけでなく、自分自身を認め直す作業でもあります。意外と、心が少し軽くなるものですよ。

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